【ホームページ用原稿の作り方】書く前に必ずやるべきこと2つ

ホームページの原稿を書こうとしたけれど、パソコンの前でフリーズしてしまいこちらのページにたどり着いていませんか?

実は原稿は、いきなり書き始めてはいけないのです。
まずやるべきは、ホームページの目的を明らかにすること。
具体的にいうと、「誰に」「どんな行動を起こしてもらう」ためのホームページにするかを決めることが、なによりも大切です。

目的が明確なホームページとそうでないホームページのイメージ図

やるべきこと1 「誰に向けて」をハッキリさせる

いわゆる「ターゲット設定」です。
このキーワードで検索するだけで、マーケティング系のサイトが3000万件以上ヒットします。

無理して年齢で区切る必要なし

ターゲット設定でよくあるのは。30代主婦や20代男性会社員といった、「年代、性別、職業」で分ける方法です。
なかにはペルソナ設定といって、理想の顧客像を超・具体的につくる手法もあります。
たとえば、こんな感じです。

ペルソナ設定の例
36歳男性
横浜市緑区在住。
横浜線○○駅徒歩5分の新築分譲マンションを2015年に30年ローンで購入。
新宿にある中堅商社の営業マン。
2歳の娘が1人。
趣味はフットサルだが、子どもが生まれてからはほとんどやっていない。
妻は大学時代の同級生。横浜駅前にあるIT企業で事務員として時短勤務をしている。
家事分担で妻と揉めることがあり、平行線の話し合いに疲れ気味。
最近、毛が薄くなっているのはこのストレスも関係しているのではと考えている。育毛剤を密かに試しているが、効果は感じられない。

ここまで具体的だと確かに「誰に向けて」がわかりやすいですよね。
でもこの手法の欠点は、「こんな人がいたらいいな」と都合の良い人物像をつくりあげてしまうこと。
実在しないターゲット層に向かってアピールしても、成果は得られません。

悩み・望みのレベルや種類でターゲットを設定する

ファッション誌やスキンケア用品であれば、年代別に区切るのは有効です。
でも、たとえば子育て相談事業であれば、10代後半から50代以上まで、幅広い年代がターゲットになります。
特に理由がないのにターゲットを無理に絞って「32歳のママのための育児相談」としたら、他の年代の母親が悩みを解決できずに困ってしまいます。

そこでおすすめしたいターゲット設定方法が、悩み・望みのレベルや種類で絞ること。
歯科医院を例に解説していきましょう。

歯科に来る患者さんの大半は「歯が痛い」「むし歯を治してほしい」という悩み・望みを持っていますが、その度合いは人それぞれです。
たとえば……。

Aさん
「とりあえず、痛いのがなくなればOK。時間がないからちゃちゃっとやってほしい」

Bさん
「この機会に根本的に治したい。自費治療も視野に入れている」

AさんとBさんのどちらをターゲットにするかによって、ホームページに書く内容はガラッと変わってきます。

Aさんであれば、予約の取りやすさ、立地の良さ、スピードの速さを。
Bさんであれば、治療内容や方針、自費診療メニューを。

「誰に向けて」が定まれば、自然とホームページに書く内容は決まってきます。

ターゲットを絞るのではない。選ぶポイントを教えてあげるのだ

「ターゲットを絞る」という言葉には、他の顧客を排除するようなネガティブなイメージもあります。
でもお客様視点で考えると、これはとてもありがたいこと。
なぜなら、ターゲットが絞られたホームページは「自分に関係があるかどうか」を瞬時に判断できるから。

ターゲットを絞ったホームページとそうでないホームページを比較したイメージ図

たとえば、高級路線を全面に打ちだした焼き肉店のホームページがあるとしましょう。
とにかく量を食べたい学生にはスルーされますが、美味しいお肉をゆっくり堪能したいマダムには「自分に関係のある情報だ」と判断され、じっくり読んでもらえます。
これが単なる、「こだわりの美味しい焼き肉屋」といったボンヤリしたホームページだったら、学生にもマダムにもスルーされます。

つまりターゲットが絞られたホームページは、選ぶポイントがハッキリとわかる親切なホームページなのです。

やるべきこと2 お客様にどんな行動を起こしてほしいかを明確にする

ターゲットが決まれば、次にどんなアクションをとってほしいかを決めます。
たとえば、次のようなことが挙げられます。

  • 購入
  • 問い合わせ
  • 来店
  • 資料請求

ここを明確にする理由は、文章のテンションに影響するから。
たとえば、ECサイトのようにその場で購入してもらうためには、商品についてすべて語りつくして写真にもこだわらなければなりません。でも資料請求が目的であればチラ見せで留めて「もっと知りたい」と思わせる必要があります。

来店してもらうのが目的のホームページであれば、営業時間、駐車場の有無などの基本情報を忘れずに載せ、店長やスタッフの人柄がわかる紹介文があると好印象。さらに店内の写真をプロに撮ってもらったり、地図をわかりやすくデザイナーに描いてもらったりと、文章以外で注力すべきポイントもあります。

以前、とても素敵な飲食店のブログを見つけてぜひ行きたいと思ったのですが、所在地の情報が一切なく、諦めたことがあります。
もし店主に「最終目的は来店してもらうこと」という意識があれば、初歩的なミスは防げたでしょう。

こんなもったいないことを防ぐためにも、どんな行動を起こしてもらうためのホームページかを意識しながら原稿を書くことのがポイントです。

ホームページの原稿作成は、自社の振り返りに最適

ホームページの原稿を書くのは簡単ではありません。
でもあらためてターゲット層やサービスの強みについて考えたりと、事業を振り返る良いきっかけにもなります。
なかなか思いつかない場合は、取引先、お客様、ビジネス仲間などの第三者に意見を求めるのも有効です。

コピーライターに依頼していただければ、こうした棚卸し作業のお手伝いから原稿作成までワンストップで行います。
あるクライアントは、「あらためて文章にしてもらったら、自社サービスにより自信が持てるようになった」とおっしゃっていました。

原稿作成に行き詰まったときは、お気軽にご相談ください。

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