屋号の付け方の注意点|フランス語等のおしゃれネーミングをおすすめしない理由

フランス語やイタリア語のおしゃれな屋号は、個人的にもコピーライター的にもおすすめしません。
なぜならお客様の利便性を無視しているし、認知されにくく集客にも悪影響がでる可能性があるからです。

3回行っても名前を覚えられない美容院

かつてある美容院に3回行ったことがあるのですが、名前をついに覚えられませんでした。
正確に言うとアルファベットの字面となんとなくの読み方は記憶にあるのですが、一字一句を書くことができない。
日本人が発音しにくいVが3つも入るせいか、電話に出る店員さんもカミまくっていました。

どこかの言語で「何事にも屈しない」という意味らしいですが、店名をお客さんに認知してもらえなければ意味がありませんよね。

ヴィなんとか、なのは覚えていたので記憶を頼りに検索したら、デヴィ夫人がヒットしました(笑)。

もう転居したのでこの美容院に行くことはありませんが、レベルが高かったので友人におすすめしてもいいと思っています。
でも名前がわからなければ、教えることもできません。
覚えにくい屋号は口コミや検索に不利となり、集客にも悪い影響を及ぼす恐れがあります。

なじみのないカタカナ用語の屋号は5文字以内&日本語になじむ発音で

とはいえ、どうしても外国語で表現したほうがしっくり来るというケースも多いと思います。
日本語として定着しているカタカナ、たとえばリラクゼーション、フィットネス、コンディショニング、ファッション、マッサージなどであれば長くてもそのまま使用して問題ありません。

でもなじみのない外来語の場合は、5文字以内くらいで日本人が発音しやすい言葉を選びましょう。

たとえば人気の「CITTA手帳」。
サンスクリット語で心を意味する言葉、チッタに由来するそうです。
このくらい短ければ覚えるのも簡単ですし、日本語にも「行った」「食った」「散った」「叱咤」などの似た発音があるのでなじみやすいです。

外国の地名や人名を屋号に使うケースも多いですが、これも長すぎるのはNG。
仮にレストランに名前をつけるとして、「インド料理クリシュナ」くらいだったらすぐ覚えられますよね。

これが「インド料理ヴァッラブバーイー」とか「タイ料理ナコーンシータンマラート」とか「イタリア料理マルクス・アウレリウス・アントニヌス」とか「中華料理 愛新覚羅溥儀」だったらどうでしょう。

店主には思い入れがあるのかもしれませんが、お客さんからすれば「なんじゃこりゃ」です。
世界史で大学受験をした人なら、最後の2つはすぐにピンとくるかもしれませんが。

極端な例をつくりましたが、これに近いレベルの難解な屋号は意外とあります。

覚えにくい屋号はキラキラネームと同じ

難解な漢字を使ったり漢字の読み方を勝手に変えたりするキラキラネームが受け入れられない理由は、「読めない」「わからない」というストレスを相手に与えているから。
覚えにくい屋号も同じです。

相手にストレスを与えるような屋号ではビジネスにおいてマイナスでしかありません。
一度、自分視点ではなく顧客視点で屋号を考えてみればいかがでしょうか。

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