結論から言うと、自宅の住所を載せたほうが有利です。

どこで活動しているのかわからないのは不利

先日、10枚単位で個人事業主・フリーランスの名刺をもらう機会がありました。
その中で気になったのが、どの地域で活動している人なのかわからない名刺がとても多いこと。
せっかくおもしろそうなサービスでも、どこで受けられるのか見当がつかないと興味が失せてしまいます。

逆に、特に関心がなくても自宅から近ければ「隣の駅ならちょっと行ってみようかな」となるかもしれません。

以前、「全国どこへでも行くつもりだからあえて住所は書かない」という主張を聞いたことがありますが、顧客視点が欠如しています。

交通費をこちらが負担するとなると相当な金額になります。
「交通費自腹で全国飛び回ります!」と明記してあれば話は別ですが。

インターネットのおかげで遠方の人と取引をしやすくなりましたが、できれば一度は会いたいもの。
長期的につき合うとなればなおさらです。

もしまったくサービスの内容が同じなら、遠方の人より近隣の人を選ぶのではないでしょうか。

名刺を渡す女性

情報量=信頼

私はかつて、カードローンの審査業務をしていました。
カードローンは無担保なので、契約者の支払い能力などの信用度がすべて。

信用度を測るバロメーターのひとつが、情報の量と信頼性です。
住所を開示することで安心材料が増えるのなら、名刺に掲載したほうがビジネスに有利です。

どうしても住所を載せたくないときの対処方法2つ

とはいえ、個人事業主は自宅で開業しているケースが多く、住所はあまり書きたくないのが本音です。

そんなときにおすすめの方法が2つあります。

市区町村、最寄り駅、インターなどを書く

    ○○市××区在住、○○駅から徒歩3分、○○インターから約5キロなど、だいたいのエリアがわかる程度の情報は載せたほうが親切です。

    コワーキングスペースを借りる

      住所利用のみのバーチャルオフィスであれば、月1万円以下で利用できるところも多いです。
      私は1年前からコワーキングスペースを契約しており、名刺やホームページにもその住所を記載しています。

      コワーキングスペースの

      さらにコワーキングスペース内の交流も楽しく、仕事の受注もあります。

      名刺の住所表記に悩んでいるのなら、この機会にコワーキングスペースの契約を検討してはいかがでしょうか?

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