2023年3月10日、横浜市都筑区センター北にあるコワーキングスペース、『まちなかビズつづき』にてセミナー「売れるチラシの書き方~集客力は言葉で決まる~」を開催しました。

自主開催ではなく、まちなかビズつづきのイベントとしての位置づけです。

セミナー告知を始めたのが16日前と遅く集まるか心配でしたが、10日足らずで10人の定員が満席に。

チラシ集客への関心の高さがうかがえました。

当日は残念ながらおひとりが欠席でしたが、まちなかビズの運営の方2名を加えて11名でスタートしました。

セミナー講師

参加者の11名中9名は女性。

個人事業(toCが大半)を始めたばかりの方、始めたい方、新しいサービスをリリースしたい方など、これから事業を広めていくフェーズの方が中心でした。

セミナーのこだわり

今回は次の2点にこだわりました。

こだわり①理論と事例の両方から解説

コピーライター歴12年の経験を活かし、抽象的な概念の説明ではなく具体的に解説することを意識しました。

チラシセミナーのプログラム

しかし、私はお客様のチラシをつくったことはあるものの、自分自身の事業でチラシを使用したことがありません。
基本がtoBで、ウェブ集客が中心だからです。

そこで、お客様や個人的な知り合いに頼み、実際に使用しているチラシの実物を提供していただきました。

提供していただいたチラシ

「良いチラシ=集客できたチラシ」です。

どんなにデザインやキャッチコピーが優れていても、集客できなかったら意味がありません。

逆に言えば、デザインやキャッチコピーがいまいちでも、集客できたらそれが正解です。

だから今回は、集客に成功した実績のあるチラシを教材として使用しました。

たとえば「ターゲット設定をしましょう」と解説するだけでなく、「40代50代60代専門」と書かれた美容サービスのチラシを実例として配りました。

ロジックが形になったものを手に取ることで理解も深まりますし、ご自身でチラシをつくるときの見本にもなるはずです。

チラシを提供してくださった方々

株式会社美キャリアラボ様

杢和工房様

903ダンススタジオ様

みなきたマルシェ様

こだわり②手と口を使って理解を深めてもらう

セミナー風景のピクトグラム

講義で解説

鉛筆のピクトグラム

「自分の場合は?」と考えてワークシートに書く

2人で話すピクトブラム

隣の人とシェア

セミナーではこの流れを数回繰り返しました。

たとえば自分の商品のベネフィット(商品を買うことでお客様に起きる良い変化)を5分ほどかけて書き出してもらい、隣の人と発表し合ってもらいます。

隣の人は基本的に初対面で、お互いのビジネスについて詳細を知りません。

つまり、視点がお客様に近い人です。

隣の人が「これはどういうこと?」と思ったことは、お客様も理解できない可能性が高い。
こうした気づきも得られるため、ワークとシェアを取り入れました。

セミナー受講者
シェア中の様子。

受講者の声

受講後のアンケートから、一部を抜粋して紹介します。

ワークをやるなかで、大急ぎで作ったチラシの問題点が明らかになりました。これから何をして何を考えるのかがよくわかりました。

具体的なセミナーでとても参考になりました。
自分のチラシの問題点がわかりました。デザインばかり気にしていましたが、文章が大事だということが確認できました。

具体的なセミナーでとても参考になりました。
自分のチラシの問題点がわかりました。デザインばかり気にしていましたが、文章が大事だということが確認できました。話をきくだけでなく、おとなりの方とも話せるワークがあり、自分のなかでまとめることができたのでよかったです。

ワークを通じて学ぶことで、実際いま作成中のチラシの改善点が見つかり、ありがたかったです。実際に集客できているチラシを見本に持ってきていただいたので、文章や写真の使い方など参考にしたいです。

このほか、なぜか「好き」「ステキ」「会いたかった」など、愛の告白のような声も混じっていました。

前回のキャッチコピーの回にも参加しました。めっちゃ的確。Pointをすぱすぱーっと教えてくださるのでわかりやすい!好き❤

先生、いつもステキです。

平田先生のインスタをチェックしていて言葉のチョイスや視点が絶妙すぎて一度お会いしてセミナーを受けたい!から参加しました。
(中略)
個人的にはばっさりと言い切る先生の姿がツボです(笑)。

満席で締め切った後も受講希望の声が複数あったそうなので、2023年6月に同じ内容で開催しました。

セミナーに興味のある方はまちなかビズつづきのフェイスブックをフォローしてお待ちください。

企業研修や起業塾の文章講座なども承ります。