2025年5月17日(土)、横浜市都筑区センター北にあるボッシュホールで開催されたビジネス展示会「まちbizEXPO」に出展しました。
やってよかったことや反省点を振り返ってみたので、展示会や商談イベントに参加される方はぜひ参考にしてください。
やってよかったこと①印刷したポートフォリオの作成
これは本当に用意してよかったです。
企業公式サイトやコンテンツマーケティングの記事を書く機会が多いため、私の実績のほとんどはウェブ上にあります。
でもウェブサイトをその場でお見せしても、サイトの雰囲気やデザインに目が行ってしまい、お客様は文章をじっくり確認することはできないのではと考えました。
最初はウェブサイトを印刷してみたのですが、ページ数が膨大になったり途中で切れたりして、使い物になりません。
そこで、スクリーンショットを撮ってキャンバのA4サイズの白紙に貼り付けてPDFでダウンロードして印刷しました。

お客様から「どんな文章を書いてくれるんですか?」と聞かれたときに、サッと出して説明できるので、本当に便利でした。
「そこのQRコードを読み取ってください」では不親切でしょうし。

物理的に実績を確認できるモノがあるというのは強いなと感じました。
やってよかったこと②お渡しできる小冊子の作成
名刺以外にお渡しできるものがあればと思い、A5サイズ12ページの小冊子を用意しました。

内容は、提供中のサービス、制作事例のQR、目安の価格、コードご挨拶、プロフィール、お客様の声と、ベーシックなもの。
そのままちょっとした縦長のホームページができるくらいの内容になっています。
デザイナーに依頼する時間がなく、ラクスルのテンプレートを魔改造して自作したのですが、まあダサい。
でも周囲の皆様からは「ダサいと思わない」「わかりやすい」「私にも作ってほしい」などの声を頂いています。
でもあくまで、販促物の価値を決めるのは集客実績。
ダサくても集客できたら成功ですし、おしゃれでも集客できなかったら失敗です。
この小冊子の価値は、今後わかるはずです。
なお、70部印刷し、展示会の前後の交流会などで配布したのが15部、展示会当日にお配りしたのが20部で、計35部をお渡しできました。
東京ビッグサイトのクリエイターエキスポに出展したときは、17時か18時までの開催で1日で100部捌けるか捌けないかくらいだったので、15時30分に終了した地元の小規模な展示会にしては、まあまあな実績だと思います。
やってよかったこと③普段のSNS発信
「フェイスブックの投稿、読んでます」
「エックスで見たことあります」
と、数人から声をかけられました。
中には、会場に向かう途中で私のインスタを見て「この人に会ってみたい」と思ってブースに立ち寄ってくださった方も。
SNSはまったく戦略的に行っておらず気が向いたときに投稿する程度ですが、ウェブで露出しておく意義を再確認しました。
「ウェブに1つ投稿をするのは、世に営業マンを1人放ったのと同じ」と聞いたことがありますが、まさにそうだなと。
確かに様々なSNSに手を出してすべての投稿が中途半場になっていますが、すべてのSNSから集客実績はあります。
苦手だから、嫌いだからと避けてきたSNS運用を、戦略的にやろうと思えるきっかけになりました。
ここからは反省点をまとめてみます。
反省点①SNSフォローやメルマガ登録を積極的に案内しなかった
メルマガも不定期で配信しているのですが、こちらもSNSと同様に戦略的な運用をしていません。
そのため、SNSのフォローとメルマガの登録をする価値が自分でもよくわからず、積極的に伝えられませんでした。
SNSの一覧表を作成したにもかかわらず、基本的に置いておくのみであまりご案内はできなかったです。

「とにかくフォローして!」と伝える手もありましたが、それよりもフォロー・登録する意義を生むことが先だと反省しています。
こちら私のSNS一覧とメルマガです。
フォロー・登録お気軽にどうぞ。
フェイスブック
エックス
リンクトイン
インスタグラム
YouTube
メルマガ
反省点②ブースが地味
ライターという仕事柄、どうしても“映え”にくいです。
文字だらけのポスターや貼り紙ばかりで、センスのカケラもありません。

ポスターはキャンバのテンプレートを魔改造して10分で作って印刷会社に印刷してもらいました。
A4の貼り紙は展示会前日と当日に思いつき、同じくキャンバのテンプレートを魔改造して自宅で印刷しています。
紹介動画を作ってパソコンで流していたのですが、あまり目を引かなかったと感じています。
一方、動画を壁に投影して流している方がいましたが、あれは目立っていました。動画を流すなら、この手法がいいかもしれません。
まとめ
オンラインで仕事をすることが多いので、お客様と対面で話せる機会は貴重です。
「AIに書かせているから頼まなくても大丈夫」という声が耳と胸にグサグサ刺さるときもありましたが、逆に困っている方のリアルな声も聴くことができ、人の手による文章作成のニーズはまだあると確信しました。
展示会は準備をするだけで自分の強みやアピールポイントの棚卸しにもなりますし、当日は自分の市場価値もわかります。
そういう意味でも、機会があれば展示会に出ることをおすすめしますし、私も可能な限り参加する予定です。
展示会の資料作りやアピールポイントの言語化なども行っているので、困ったときはコピーライターにご相談ください。
実体験に基づき、具体的なアドバイスをいたします。