「一人では、たどりつけない肌がある。」

ポーラの顔エステのチラシのコピーです。

一人では、たどりつけない肌がある。

美容偏差値35なのでエステ自体はまったく興味がないのですが、コピーライターとしてこの広告に食いつきました。
ポイントを解説しますので、ぜひキャッチコピーづくりにお役立てください。

五七五で語呂がいい

まずは表面的なところから。
俳句・川柳と同じ五七五は耳なじみがよく印象に残りやすいです。
キャッチコピーをつくるときは、五七五にまとめられないか一度考えてみる価値ありです。

「気づく」という能動的な行動を喚起している

一人でがんばってスキンケアをしている人に、「実は自力では限界がある」と気づかせているところが効果的です。

このキャッチコピーの内容は「プロの技で美肌をつくります」というシンプルなもの。

でもこのまま伝えても、エステ側が言いたいことを一方的に伝えているだけなのでスルーされる可能性が大です。

キャッチコピーには、メッセージの受け手に能動的なアクションを起こさせる仕掛けが必要です。

主語が「あなた」

このキャッチコピーの主語は「あなた」です。
つまり、

あなた)一人では、たどりつけない肌がある。

ということです。

キャッチコピーは、主語を「あなた」にすることでスルーされにくくなります。

逆に、主語が「私」だとひとりよがりなメッセージになりがちです。

たとえば

(私は)プロの技で美肌をつくります

だったらどうでしょう。
「ふーん、あっそう」と思うのではないでしょうか。

もちろん例外はありますが、売上・集客につながるキャッチコピーをつくるときは「あなた」を主語にすると効果が出やすいです。

テンプレートとして活用できる

このキャッチコピーは、テンプレートとして活用できそうです。

たとえば……。

一人では、叶えられない夢がある。(養成学校や起業塾など)
二人なら、乗り越えられる壁がある。(結婚相談所など)

そのままパクるのはダメですが、構造を真似するのはOKです。
優秀な方の知恵はどんどん拝借しましょう。