実は逆効果!?文章で集客したければ今すぐ見直すべきポイント4つ

無意識のうちに使っている言葉や良かれてと思って書いた内容が、お客様にまったく伝わっていなかったり、むしろイラッさせていることもあります。

せっかくがんばって書いた文章が逆効果にならないように、いますぐ4つのポイントを見直しましょう!

書き手と読者の温度差を示す図

見直しポイント1 「こだわり」を連発

キャッチコピーや店名に「こだわり」という言葉がよく使われていますが、こだわった結果、お客様のどんないいことがあるのかが伝わらなければ「買おう」とは思ってもらえません。

たとえば「インテリアにこだわっているカフェです」では不十分。
「南国風のインテリアにこだわり、都心にいながらまるでリゾート地にいるような気分を満喫できるカフェです」のように、利用シーンが目に浮かぶくらい、お客様が享受できるメリットを伝えることが大切です。

実際にあった例を紹介しましょう。
こちらは、私が実際に購入したソーセージのパッケージです。

思わず、「だから何?」とツッコミを入れてしまいました。

こだわりの味って、どんな味だかさっぱりわかりません。
お客様が知りたいのは、「何にこだわっているか」ではなく、「買うとどんないいことがあるか」です。

たとえば、こんなコピーはどうでしょう。

  • 冷めても美味しいからお弁当にピッタリ
  • ビールが止まらないスパイシーさ!

お弁当作りに悩むママやビール好きはつい手にとってしまうと思いませんか?

ちなみにこのソーセージを買った理由は、特売品だったから。
選ぶポイントがわからない商品は、値段で判断される運命にあります。

見直しポイント2 苦労話満載のプロフィール

ビジネスや起業のサイトを閲覧していると、「人はストーリーに惹かれます。困難を克服した経験は共感を呼ぶので、プロフィールに載せましょう」というアドバイスをよく目にします。

でもこれは、状況によりけり。
苦労話を盛り込めばいいというものではありません。

たとえば、あるバレエ教室主宰者のプロフィールには次のような内容が書かれていました。

母子家庭でバレエを続けるのに苦労した経験から、低価格で通える教室をオープンしました。経済的な理由でバレエをあきらめてほしくないからです。

 
バレエ教室の子どもたち
実際にここでレッスンを受けたことがあるのですが、たしかに一般的なバレエ教室と比べて質素なスタジオでした。

でもプロフィールのおかげで、「志を持っている人なんだ」と、むしろ好感度がアップ。
プロフィールがなかったら、「価格なりで安っぽい」と思っていたかもしれません。

このように、仕事とリンクするのであれば、苦労話をプロフィールに載せたほうがいいでしょう。
仮にこの人がラーメン専門のフリーライターだったら、母子家庭で苦労したエピソードは唐突な感じがしてしまいますよね。

表面的な文章ノウハウにとらわれず、「誰に、何を伝え、どんな行動を起こしてもらうためのプロフィールか」を考え、載せる情報を取捨選択していくことが大切です。

見直しポイント3 専門・社内・業界の用語を使用

同業者向けの文章や社内向けの文章なら問題ありませんが、業界の知識がない顧客へ向けて書くときは要注意。
業界や社内だけで通用する言葉をうっかり使わないようにしましょう。

以前、航空会社の職員から「ディレイの件で……」と話しかけられたことがあります。
私は貿易事務の仕事の経験があるのですぐに遅延のことだとわかったのですが、あまり一般的な言葉ではありませんよね。

元お客様サービス係の私は、「社内用語は使っちゃダメ!」と心の中で思っていました。

仕事にどっぷりつかっていると、一般的な言葉なのか業界内・社内だけで通用する言葉かどうかの区別がつきにくくなります。

「誰に向けて文章を書いているのか」を常に意識して言葉を選ぶようにしましょう。

見直しポイント4 他者・他社の批判

鉄製フライパンについて色々調べていたとき、こんな商品説明文を見つけました。

「簡単・便利・楽」ばかりが求められ、子どもの食事を出来合いのお惣菜やインスタント食品、お菓子などで済ませる母親が増えています。家族のために、美味しくて体に良い料理を作って食べさせることが、本来の調理・食事の目的ですし、そういう作業と時間を積み重ねていく中で、子どもは「手をかけてもらっている」と感じ取り、親の愛情を受け止めていくのです。そして、それほどまでに大事な“食”の現場には、それにふさわしい食材と道具が必要だと私たちは考えます。

※原文のまま

この商品説明文によると、「簡単・便利・楽」ばかりが求められ、子どもの食事を出来合いのお惣菜やインスタント食品、お菓子などで済ませる母親が増えているそうです。

私は、フライパンに投資してもっとおいしい料理をつくりたいと思っているので、おそらくこの会社のターゲット層。このメーカーは、「世の中にはこんなヒドイ母親たちがいますが、あなたは違います。ちゃんと料理をする素晴らしい母親です」と持ちあげたかったのだと思います。

でも、一部の母親集団をおとしめて相対的に持ちあげるやり方は気分が良いものではありません。

個人的なつきあいに当てはめてみてください。
人の悪口・陰口ばかり言っている人とは仲良くなりたくないですよね。

陰口・悪口を言う人から離れる人たち

特定の個人や集団の悪口を書くと、イメージダウンにつながります。
どうしても必要であれば「お惣菜やインスタント食品で食事を済ます傾向が強まっています」など、社会全体の風潮として表現するようにしてみてください。

 
実は文章でいちばん大切なのは、テクニックやセンスではなくお客様視点です。
「誰に」「何を」「何のために」がはっきりしていれば、ちょっとくらい文章が下手でも誤字脱字が多少あっても、ちゃんと伝わります。

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