【サービス紹介文のコツ】ドイツに学ぶ、お客様に不利な条件を伝える方法

サービスによっては制約や条件があります。
たとえば、

  • 女性限定
  • 5千円以上の購入が必要
  • ゴミは持ち帰り

など。

お客様に負担が生じたりそもそも購入できない人もいるのだから、「えー、なんで?」と不満が出るのは間違いありません。

そんなときはへりくだったり、隠したりしなくても大丈夫。
お客様にとって不利な条件でも、その背景を伝えてどんなメリットがあるかを知ってもらうことで、気持ちよくサービスを利用してもらえるようになります。

ドイツの子どもの室内遊び場に「なるほど!」と感心した事例があったので紹介させてください。

入口に看板があり、内容を見ると「飲食物持ち込み禁止」。
こうした遊戯施設の飲食店は、高いわりに味はイマイチと相場が決まっています。
嫌だなあと思ったのですが、しっかり理由が書かれていたので納得できました。
 

私たちは、入場料をギリギリの低価格に設定しています。
従業員の雇用と施設を維持するために、飲食物の購入にご協力ください。

 

つまり、こういうことになります。

  • 顧客には、「飲食物を持ち込めず、館内で購入しなければならない」というデメリットがある。
  • その代り「安い入場料で遊べる」「施設が運営を続けられ、子どもの遊び場を確保できる」というメリットがある。

最初は「飲食物の購入を強要される」というネガティブなイメージだったのですが、理由を知ったことで気持ちよくピザとジュースを買うことができました。
むしろ、ちゃんと企業努力をしているんだと好印象さえ覚えたくらいです。

日本ではこうした理由をちゃんと説明しないでただ店員が謝ったり、企業がコスト度外視でサービスを充実させて社員が疲弊しているケースが多いと感じます。

ドイツ式に、「お客様にも私にもメリットがある!」とバシッと伝えてもよいのではないでしょうか。

それにしても、雇用維持についてハッキリ書くところが、労働者の権利が強いドイツらしいですね。