あんなに離乳食をがんばったのに……。「食育に失敗した」と悩んでいるママへ

「ちゃんとした味覚の子に育てよう!」
そう思い、離乳食は気合い入れていませんでしたか?
無添加にこだわり、出汁をとり、メインは魚と野菜。
私も相当頑張っていました。

でも気づけばハンバーグやスパゲティが大好きで、添加物や化学調味料が入ったお菓子やファミレスのメニューもモリモリ食べている……。
焼き魚や煮物を出すと、「カレーがよかった」。

さらに私の場合、ドイツに住んでいるのでどうしても食生活が洋食に偏りがちです。
もちろん味噌や出汁を日本から大量に持ち込んでいますが、豆腐やこんにゃくなどの名脇役が手に入らないので、意外と和食はつくれません。

「このままでは乱れた食生活が定着してしまうのでは……」
こう悩んでいましたが、ある出来事をきっかけに心配が吹き飛びました。
それは、日本からの救援物資をもとに純和食を食卓にならべたこと。
メニューは、ごはん、サーモンの照り焼き、わかめの味噌汁、ひじきと大豆と野菜の煮物でした。
最初は「いつもに比べてさっぱりすぎるかな」と思っていたのですが、息子はむさぼるように食べるではありませんか!
何度もおかわりをして「わかめおいしい!」「しろいごはんがすき」と、シブい発言を連発しました。

さらに今は夏休み中であちこち移動をしており、1週間以上外食続き。
とうとう息子は、「ひじき(と大豆と野菜の煮物)が食べたい!」と泣き出してしまいました。

いや、ここイタリアのリゾート地だから……。
ひじきなんて120%売ってないよ……。

結局、大好きなピザとスパゲティを本場で食べてごご機嫌になりましたが、根本的な味覚は日本人なんだなと安心しました。

以前、「小さいころにちゃんと和食の味を覚えれば、成長期に脂っこい料理が好きになっても将来的に和食に回帰する。もし幼少期からファーストフードばかり食べ続けていたら、歳をとっても食べるハンバーガーの量が5個から3個に減るだけ」という趣旨の記事を読んだことがあります。

息子はまだ3歳ですが、海外在住で強制的に和食から離れたおかげで、日本の味がすでに染みついていることがわかりました。
「食育がうまくいかなかった」と悩むのは、味覚形成に注力してきたからこそ。
あまり思いつめずに、「あれだけちゃんとやったから大丈夫」と自分と子どもを信じてもよいのではないでしょうか?

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