園の規則の99%は大人の満足のため

息子の通う幼稚園では、ゴキブリみたいな黒い靴を履くことがルールとなっています。
入園手続きをすべて終え、備品や制服を購入するタイミングで伝えられてドン引きしました。
入園前に知っていれば、合理的な理由のない規則を強要する園になんていれなかったのに……。
まあ、夫の仕事の都合で短期間で退園するからいいや。
でもせっかくだから黒い靴を履かせる理由を聞いてみよう思い、「なんで黒じゃないといけないんですか?」と園長に質問しました。
すると、こんな回答が。

「入園式や卒園式のとき、ピカピカ光る靴や派手な靴を履いている子がいたら雰囲気が壊れちゃいますから」

はああああああああ???
ばっかじゃないの。
年に数回のセレモニーのために黒い靴が必要なの?
そもそも、式の雰囲気が壊れて困るのは誰よ。
園児か?
5歳や4歳の子どもが「○○君が光る靴を履いているから入園式がイヤだったの」って言うか?

そんなわけないよね。
雰囲気を大事にしたいのは大人だよね。
先生や保護者が「良い式だったわね~」と満足したいだけです。
さらに深読みすると、セレモニーのためというのは保護者向けの言い訳で、普段から園児に統一感を出して「お行儀の良い園」という印象を醸し出そうとしているのではないかと思います。

制服があるのはまだ理解できます。
園に必ず利益が発生するシステムを手放すわけがないですから。収益がないと園だって経営できませんからね。
でも黒い靴は各家庭が各自で用意するため、園には1円も入りません。
完全に園側の“気持ちの問題”です。

一体、誰のための幼稚園なんでしょう?
英語で幼稚園はkindergartenですが、実はドイツ語からの外来語です。
Kinderは「子どもたち」でGartenは「庭」を意味し、「子どもたちが植物のようにのびのびと育つ庭」という意味を込めてドイツの教育学者が造った言葉です。
その点、日本の幼稚園はどうでしょう?
「あれもダメ。これをしなさい」と強要され、のびのび育つどころか新芽が摘み取られてしまいそうです。

近隣には、キャラクターものの使用や着用を禁止している幼稚園や保育園が私の知っているだけでも2園あります(息子の通う園はOKです)。
そんな話を友人にしたら、呆れてこう言いました。
「ばかばかしい。子どもが好きなものを着たり使ったりするのがいちばん幸せじゃん

本当にこのひとことに尽きます。
いちばん大切なのは、子どもの幸せ。
園のルールの99%は、大人の自己満足のためとしか思えません。
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