「インターナショナル」を掲げる幼稚園の同調圧力に失笑が止まらない

子どもを英語教育重視の幼稚園に入園させました。
来年もドイツ行きが確定していて、現地のインターナショナルに入れる可能性もあるし、ドイツの幼稚園でも英語ができれば意思を先生に伝えられると考えたからです。

このテの幼稚園は親の英語コンプレックスのために存在しているという確固たる偏見を持っているので、ドイツ行きがなければ絶対に入園させていません。
なんだか殿様商売臭がするし。
そして、嫌な予感は的中しました。

「みんなと同じ」が何より大事

入園してまだ数日ですが、さっそく印象が悪い。
グローバルだインターナショナルだと喧伝しているのに、同調圧力がすさまじい。
制服はまだいいものの、靴下や靴の色まで指定されている。

水着にいたっては、「華美でないもの」とナゾの注意書きが。
誰が何をもって華美だと判断するんだよ!
園側の都合で恣意的に派手かどうかを決められるなんて、まっぴらごめんです。

ちなみに、このあたりの説明は事前にありませんでした。
入園手続きがすべて終わった後に伝えられてドン引き。
あらかじめ知っていれば入園を見送っていました。
園としてはあらかじめ伝えるほどのたいした情報じゃないと考えているんでしょうね。。
こうした細部にこそ、本来の姿がにじみ出るものだと思いますが。

「英語ができる=国際人」という壮大な勘違い

結局、権力がある大人の都合で子どもをコントロールしようという魂胆が見え隠れします。
息子は電車の靴下が大好きなので、紺か黒の靴下しか履けないと知ってがっかり。

「なんで?」と聞かれたので、「なんでだろうね。おかしいよね。前の保育園やドイツの幼稚園ではそんなことなかったのにね。意味わかんないよね。でも制服には黒い靴下のほうがかっこいいから、とりあえず履いておこうか」と説明しておきました。
「みんなと同じじゃないとダメなのよ」「一人だけ違う靴下を履いていたら変でしょ」とかが模範解答かもしれませんが。

もし普通の公立幼稚園ならこんなに不平は出てきません。日本の幼稚園なんてそんなもんだとわかっているからです。
でも国際社会が云々と理想を語っておきながら、島国根性丸出しの同調圧力をかけているのが腹立たしい。
「英語ができる=グローバル」と勘違いしている痛々しい事例です。

私もドメスティックな人間なのでグローバルな人材が何たるかを正確に定義はできませんが、少なくとも自分と異なる価値観や外見を尊重するのは大前提ではないでしょうか。

さんざんディスりましたが、本人はいたって楽しそうに通園しているのでまあいいか。
でもドイツのテキトーな幼稚園がなつかしいです。
持ち物は「これを用意しておいて」とメモ書きを渡されるだけだし、先生は子どもを園庭で遊ばせている間にハリボーやチョコをつまみながらコーヒー飲んでるし。しかもお菓子を子どもにおすそ分け(笑)。

日本人の感覚だとかなりいい加減ですが、それでも子どもは楽しそうだし真面目な礼儀正しい大人に成長しています。
日本も、ここまでがんじがらめにしなくてもいいんじゃないかなあ。

↓ドイツの幼稚園ネタ↓

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