“ダメな母親”が、23時間59分何をしているか考えたことありますか?

息子を歯医者に連れていき、ものすごく不快な思いをしました。
ちなみに虫歯治療ではなく予防のために通っています。

虫歯で苦労をさせたくないという母親の思いなどつゆ知らず、2歳半の息子は口を開けなかったり椅子のうえに立ち上がったりと、やりたい放題。

歯科衛生士さんも困っていたので、許可を取って動画を見せることにしました。
それでも息子は口を開けず、イヤイヤはひどくなるばかり。そんな様子を見た院長は、私に向かってこう言い放ったのです。

「子どもをなだめる道具としてそんなもの(スマホ)を使ってはいけません! かんしゃくがひどくなるだけなんですよ!」

ここで言い返さなかったことを今でも後悔しています。

あんたなんかに言われなくても、そんなことは百も承知。
普段、子どものご機嫌をとるためにスマホを使うことなんてまずない。
レストランや電車だって、絵本とか手遊びでなんとか乗り切っている。
あんたの言うように、スマホを使うとどんどんつけ上がって手がつけられなくなるのを知っているから。

今回は他の患者や院長の部下である歯科衛生士への迷惑を考えてやむを得ずスマホを使ったのに。
きっと院長の中では、「いつもスマホでラクをしようとしているダメな母親」に映ったのでしょう。
帰り際、待合室で泣いて転がりまわる息子と困った私に、冷たい目線をずっと無言で投げかけていました。

悔しくて悔しくて。
帰りの電車の中で涙が出ました。

院長は、子どもにスマホを見せるという1分程度の出来事で私に“ダメな母親”の烙印を押しました。
でも彼は、私が残りの23時間59分、どんな気持ちでどんな行動を取っているかこれっぽっちもなんて知りません。

保育園の後に遊ぶ時間を確保するため、好きな仕事の時間は最小限に抑えていること。
そもそも子育てのために正社員の安定を手放したこと。
昆布と鰹で出汁をとり、毎日食事を手作りしていること。
旦那が出張がちで母子家庭状態の中、心身を削って家事育児をしていること。
生活のすべてを、子どもに合せて組み立てていること。

息子にはいつも「人が嫌がることはしちゃだめだよ」と言い聞かせています。
私も、ほんのわずかな行動や言動で他人を判断して傷つけないように気をつけよう。
だからあの院長も、これだけで判断せず良いところをみつけよう。

……、あ~!腹立つ!あんな人に良いところなんかあるわけないよ!
二度と行きたくないわ! あんな医院、つぶれてしまえ! 
言うは易く行うは難し。
理屈通りには感情は動きませんね。

※2016年に作成した旧ブログの記事を加筆・修正したものです。
事業継承したようで、医院の場所や看板はそのままですが院長が変わりました。
事情は知りませんが、この院長がいなくなってなによりです。

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