「企業努力でこんなに安く、上手になっちゃいました」

街やネット上には、思わず目を引く素敵なキャッチコピーがあふれています。
それを取り上げて自分なりに解釈し、パクろう自分のスキルアップに活用しようというコーナーです。

「企業努力でこんなに安く、上手になっちゃいました」
これは、自宅に投函されていた近所の美容院のチラシ。
見た瞬間、「企業努力ってそんなにアピールするもんじゃないでしょ(笑)」と突っ込みました。
日本人は(他の国の人のことは知らないけど)努力が好きだけど、それをアピールするのをよしとしない傾向があります。
陰でものすごい努力をしていても、それを周囲に微塵も感じさせないことがカッコよくてオトナなんだと。

このコピーは、こんな常識に真っ向から対立しています。

自分、努力してるぜ!
だから高度な技術を安く提供できるぜ!

慎ましさが重んじられる日本の社会で、あえて「がんばってるアピール」をする。
この意外性が、相手の心に残る秘訣かもしれません。
さらにこのコピーでは、「なっちゃいました」とお茶目さを出しているのもポイント。
常識に反する言葉は少なからず反感を買うものです。でもかわいらしくちょっとおふざけが感じられる表現だと「まあいいか」と思い、むしろ笑っちゃう。
でも業種によっては不真面目な印象を与えてしまうこともありそうなので、注意が必要です。

まとめ

  • 「言わないほうがカッコいい」「黙っているのが普通」と思われていることをあえてさらけ出してコピーに盛り込むと印象に残る。
  • お茶目な表現を使うと非常識感が和らぐ。ただし、いつも有効とは限らない。