過保護? スパルタ? ドイツ幼稚園の慣らし保育事情

今月から息子(4)が現地の幼稚園に入園しました。
初日は慣らし保育ということで、2時間からスタートです。

とーっても慎重な慣らし保育

初日にびっくりしたのは、「子どもと一緒にいなくていいの? 一人で置いていって大丈夫?」と言われたこと。
日本で3ヶ所の幼稚園・保育園に通わせましたが、慣らし保育が母親同伴なんてところはありませんでした。
むしろ保育室は保護者立ち入り禁止でしたし。

息子に意向を確認すると「ひとりがいい!」と頼もしいことを言うので、その通りにすることに。
すると先生に「泣いて泣いて仕方がないときとかはすぐに迎えに来られるように、園の近くにいてください」と言われ、携帯電話の番号を聞かれました。

慎重さにびっくりです。

結局、何の問題もなく息子は幼稚園で2時間を過ごし、次の日も余裕でした。
ところが3日目。
この日は担任の先生がお休みで、代理の先生が来ていました。
私が前日と同様に息子を置いていこうとすると、「お母さん! ひとりじゃ心配ですよ。ささっ、中に入って!」と、半ば強制的に保育室へ。
どんだけ心配性なんだろう(笑)。
ドイツの幼稚園の奥深くまで潜入した、貴重な体験でした。

息子のクラスは「カエルの王様組」です(笑)

慣らし保育という概念がない幼稚園も

今の幼稚園はこんな感じで少しずつ慣らし保育を行っていますが、昨年ドイツに住んでいたときの幼稚園は超スパルタ!
ドイツ語がまったくできない息子を、初日から7時~16時のフルタイム保育をさせたくらい。
突然言葉の通じない環境に長時間放り込まれて、息子は大泣きしたり、途中で寝てしまったり。
私と夫は当然心配したのですが、先生は「このくらいは大丈夫。お子さんはとても楽しんでいるわ。すぐに慣れますから」と自信満々にどっしり構えていたので、園の方針を信じることに。
すると、確かに1ヶ月もすると息子も慣れてドイツ語もどんどん覚え、ニコニコで登園するようになりました。
↓昨年の幼稚園について↓

園によって慣らし保育の方針はまちまち。でも「のびのび系」は共通

慣らし保育に関しては、昨年の幼稚園は超スパルタで、今の幼稚園は過保護ぎみ。
同じ系列の幼稚園なのに、園によって方針が全然違っていて驚きました。
でも、共通しているのは子どもの自主性や気持ちを尊重した方針であること。
これはドイツ全体の傾向としてあるようです。

日本だと幼稚園や保育園の先生は子どもと一緒に遊ぶのが仕事ですが、ドイツは完全に見守り役。
園庭を覗くと、基本的に子どもたちだけで遊び、先生は木陰で見ていて必要な時だけ口と手を出すイメージです。
さらに日本だと、少しでも危ないことはやらせないことが多いですよね。
一方ドイツでは、あきらかに危険でないかぎり実際にやらせて痛いとか冷たいとかを学んで、次回以降は自主的にやらないようにさせる方針です。

息子は毎日泥まみれになるまで遊び、「日本に帰りたくない!」と言うくらい。
言葉の壁を難なく乗り越えるほど、幼稚園が楽しいそうです。
ちなみに、服の汚れは相当なレベルに達しない限り園で着替えさせません。
たまに、「この服で半日過ごしたの?」という汚れっぷりのこともありますが、洗濯物が少なく済むのでラクです。

幼児教育に関しては、日本よりドイツのほうが優れていると感じます。
半年しか在籍できないのがもったいない!