入試を変えない限り、日本人は永遠に英語を話せない

神奈川県立高校の入試問題が新聞に掲載されていました。
試しに英語を解いてみたのですが、しょうもない内容にガッカリ。
何十年も前から「使える英語を」という号令があったにもかかわらず、私が中学生だった頃から変わらない受験英語がまだしぶとく生き残っていたのです。

なんだよ、「六つの語のなかから五つを選んで正しい順番に並べ替えなさい」って問題。
本番の会話じゃ、目の前に単語なんかない。
持っているスキルの中で意思を伝える訓練をするのが英語教育じゃないか。

私は幸いなことに英語教育に力を入れている高校に進学し、週10時間もネイティブの先生から英語を教わってきました。
そんな環境下では、脳内の英単語の在庫をかき集めて意思疎通をしなければなりません。

たとえば「佐藤先生の許可をとる必要があります」と伝えたいけど、「許可をとる」に相当する英単語がわからないとします。
受験英語ならそこで0点でしょう。
でもたとえば“I need to ask Mr.Sato whether it is OK or not”とでも言えば、ちゃんと伝わります。

自分の力で英語で文章をつくる訓練をしておかないと、いざ会話しようとしても絶対にフリーズします。
その点、入試の中に英作文の問題があったのはいいことだと思いました。
でもwhatから始めろだの7語以上にしろだの、たんなる誘導尋問です。
日本の英語教育、なんとかならないのでしょうか?

ちなみに私は、12歳のときに文部省(現・文部科学省)の英語教育を見切りました。
家族で海外旅行をしたとき、私学最高峰と言われる大学を卒業している父が、ホテルでルームナンバーさえまともに伝えられない姿を目の当たりにしたのです。

「やばい! このまま国のプログラムに沿って勉強しても時間の無駄だ!」
そう察知し、実践的な英語を学べる高校を選んだというわけです。

あれから15年以上経ちましたが、高校入試を見る限りほとんど何も変わっていません。
息子の英語教育は国任せにはできないなと、余計な心配事が増えてしまいました。

※ちなみに入試問題は全問正解でした!

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