【文章の書き方】ブログ更新にも使える、自分の意見を800字程度でまとめる5ステップ

文章の書き方を習ったことはありますか?
ほとんどの方はないですよね。
私はライターですが、小学校時代の読書感想文は大の苦手でした。いつまでも真っ白な原稿用紙を見て、ため息が出ていたものです。

でも大学受験のとき、小論文の書き方を教わって状況が一変。
スラスラと書けるようになり、全国模擬試験でトップクラスの成績をおさめたこともありました。そのスキルは大学のレポート作成にも非常に役立ち、今の仕事にも活きています。

今回は、そのスキルをブログ更新などに役立つようにまとめてみました。

ステップ1:自分の意見・感情をシンプルな言葉で表現する

ここが文章の核です。
「私はこう思う!」という主張がない文章なんて、チャーシューの入っていないチャーシュー麺のようなもの。
他人の評価は気にせず、最初に自分の意見・感情をハッキリさせましょう。

逆に言えば、これが浮かばないのであれば文章を書く価値がありません。文章は、意思を伝える手段でしかないからです。

ここでは例として、「文章を書くはむずかしい」と主張する文章をつくっていくことにしましょう(記事の最後に例文を載せます)。

ステップ2:意見・感情が生まれたきっかけを具体的に盛り込む

引き金がなければ意見・感情は生まれません。

ここでは例として、「経営するエステサロンの集客目的でブログを始めたのをきっかけに、文章を書くことがむすかしいと気づいた」ことにします。

きっかけは何でもかまいません。ただ、ネットなどで読んだだけの情報より、実際に体験したことのほうが読者は引き込まれます。
たとえば今、「男性保育士に女児を担当させるのは是か非か」という議論がありますが、息子しかおらず男性保育士を見たこともがない私がこの件について書いても、机上の空論になるリスクが大。
それよりも現役保育士や男性保育士に娘を任せている親御さんの意見のほうが、何倍も興味深い内容になります。

ただし第三者の立場だからこそ見えることもあるので、自分が経験したこと以外は書いてはいけないということではありません。

ステップ3:意見・感情に対し、なぜそれが起きたのかを掘り下げる

ここが文章の見せ場です。
「集客のためにブログを開設したけれど、文章が書けない」だけでは、単なるボヤキ。
「なぜ文章を書くのはむずかしいのだろうか?」と理由を考えて文章に落とし込むことで、一気におもしろくなります。

ここでは「文章を書くのがむすかしいのは、学校教育の場で習う機会がなかったから」と主張することにします。

ステップ4:ステップ3を補強する具体例を出す

抽象的な説明は説得力に欠けます。
「当時はすげー忙しかった」よりも「当時はお風呂に入る時間が惜しいほど仕事で疲れていて、3日に1回しかシャンプーしていなかったからけっこう臭かったと思う」のほうが、リアルに忙しさが伝わってきますよね。

ここでは「小中高で書く文章なんて、ロジカルさや説得力よりお利口な内容かどうかで判断されていた」という具体例を出していきます。

ステップ5:解決策や今後の展望で〆る

批判的な文章だと特に、「文句ばっかり言っている」という印象になりがち。
最後に解決策や今後の展望を入れると文章が締まります。実現可能かどうかは考慮に入れず、とにかく主張しましょう。言うのはタダです。

でも文章によっては、「だめだこりゃ」的な終わり方でもOK。
私は待機児童について書いたとき、「育児も保育も知らないオヤジたちが禿げたアタマ寄せ集めたってロクなアイディア出ねーよ」という内容をオブラートに包んで〆の文章としました。

実際に文章を書いてみましょう!

最初は「ステップ2:意見・感情が湧き出たきっかけを具体的に盛り込む」から始めるのがベター。いきなり「ステップ1:自分の意見・感情をシンプルに書く」だと、唐突感があるためです。
ステップ3以降は、順番通りでOK。あとはステップとステップの間につなぎの文章を入れていきます。

以下の文章は、「エステサロンを個人で経営する35歳の女性」という架空の人物になりきって書いたものです。

集客にはブログが有効とセミナーで聞いたので、さっそく開設しました。
(ステップ2:意見・感情が生まれたきっかけを具体的に盛り込む)

でも、いざ書こうとするとむずかしい!
(ステップ1:自分の意見・感情をシンプルに書く)

そもそも文章を書くのなんていつ以来だろう?
大学入試のときも、小論文がある学校はすべて避けていました。

考えてみれば、小学校から大学までの間、文章の書き方を習ったことなんて一度もありません。夏休みには読書感想文の宿題があったけれど、「本を読んで何を感じたかを書いてみなさい」という無茶ぶりだけで、書き方についての具体的な指導はされませんでした。
(ステップ3:意見・感情に対し、なぜそれが起きたのかを掘り下げる)

今振り返ると、読書感想文も「文章が上手か」よりも「大人が喜ぶような良いことが書いてあるか」で評価されていたように感じます。おそらく理路整然と日本の教育を批判する文章より、ヘタな文章で書かれた「オトナって尊敬に値するよね」的な主張のほうが“先生ウケ”はいいはずです。
先日も何かの作文コンテストで優勝した高校生の作品が新聞に掲載されていたのですが、「海外ボランティアに参加した」とか、「政治家に手紙を送ったら返信が来た」とか、大人でいうなら“意識高い系”な体験を元にしたものばかり。
若いころから「これが良い文章です」と言われていたら、特別な経験をしないと文章は書けないと誤解してしまうかもしれません。
(ステップ4:ステップ3を補強する具体例を出す)

早期の英語教育の重要性が叫ばれていますが、その前に日本語で文章を書く技術を学校で教えてはどうでしょうか?
ネットが発達し、face to faceよりメールやホームページなどの文章によるコミュニケーションがメインになりました。
このブログもそのひとつです。
競争社会で生き抜くためには、文章力が不可欠。
これを機会に文章の書き方を学び、多くの人に私の仕事の価値を伝えてきたいと思います。
(ステップ5:解決策や今後の展望で〆る)
(約700字)

ここで紹介した書き方はあくまで一例です。
たとえばタイトルを「なぜほとんどの人はブログの更新ができないのか?」にしたとしたら、文章の一文目は「そもそも文章の書き方を習ったことがないから」(ステップ3:意見・感情が沸き起こった理由を考える)にするのが適切。

目を引くタイトルはもちろん大切ですが、ロジカルに文章を書く訓練から始めるのもひとつの方法。参考にしてみてください。

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