「電車内で化粧をする女はブス」説から学ぶ、ママの働き方

東急電鉄のポスターが議論を巻き起こしているようです。

東急電鉄「車内で化粧はみっともない」 啓発広告に賛否両論の嵐
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00000001-jct-soci

「誰にも迷惑をかけていない」という擁護と「公私混同」という批判の、どちらも一理あります。
でもそんなことをすっ飛ばして、私が一番「なるほど!」と腑に落ちたのは、こんな考え方です。

「美人は、しっかり手間と時間をかけて化粧をしているから美人。電車の中で片手間でやっていたら、仕上がりが悪くてブスになるのは当たり前」

化粧の是非についての答えにはまったくなっていませんが、どうぜ喧々諤々議論したって答えは出ない。
だったら、面白がったほうがカシコイってもんです。

実は先日、たまたま電車内で化粧をしている女性を目撃したのでその生態をレポートします。

確かに、車内の化粧はブスの元!

私は30歳前後まですっぴんで会社に行っていたほど美意識もメイク技術も低いですが、そんな私の目から見ても車内化粧のスキルと仕上がりは酷かった!

  • 私でさえ、前髪や脇の髪をヘアバンドでまとめてから化粧をするのに、前髪をかきわけてファンデーションのついたスポンジをねじ込んでいました。おでこ、ちゃんと塗れてる?
  • コンパクトの小さな鏡を使っているから、全体像が見えない。だから同じ場所に何度もファンデーションを塗る、というか塗ったくる! あれ、さっきもそこに塗ってたよ、大丈夫!? ムラになりまくってるよ!
  • チークがまるでおてもやん。

やっぱり、楽屋でしっかり準備をしてから舞台に上がらないとダメですね。

働くママも、舞台裏を隠したほうがスマート

裏方を人に見せるのは、周囲を不快にさせるだけでなく評価も下がります。
これは仕事でも同じ。
残業アピールや寝てないアピールする人に限って仕事ができないってケース、多いですよね。
仕事という表舞台では、楽屋でのバタバタを見せないのがスマートです。

子どもがいると、つい「家のことが大変で!」と言ってしまいがち(自戒も込めて)。でも、一緒に仕事をしている人にとっては知ったこっちゃない。
もちろん、仕事時間が限られることは事情を説明し、理解してもらうことは大切です。私も「子どもがいるから夕方スタートの取材は受けられない」「保育園のお迎えがあるから、電話の打ち合わせは17時前に終わらせてほしい」と、事前に伝えています。これは言い訳ではなく、仕事をスムーズに進めるために必要なこと。
でも仕事を受けてから「すみません、子どもが熱を出して原稿がギリギリになりそうです!」とか、舞台裏を見せるのはカッコ悪い。わざわざ家庭の事情を伝えることは、「大変なんだから、クオリティ低くてもちょっとオマケしてね」というメッセージに聞こえてしまいます。まるで電車で化粧した人が「時間なくて電車でやったから、眉が変なの~」と言うように。
プロセスはどうでもいいけど、結果ブスだよ(笑)。

子育てのために、仕事を減らす決断も必要

ママが仕事をするのは、全然悪いことじゃない。
むしろ子育てで培った能力を活かして働くことは、社会にとってもプラスです。
でもやるからには、きちんと下準備をして臨戦態勢を整えないと、中途半端になるのがオチ。
私は少し前まで、とにかく仕事を増やしたいと考えていました。でも今は、家庭とのバランスを考えて調整しています。
ガツガツ前に進むだけでなく、止まったり引いたりすることも、子育てと仕事を両立する上で大切。旦那の出張のため母子家庭状態の中で育児と仕事をしてきて、最近気づいたことです。

おわりに。東急電鉄への提案

モラルやマナーへの認識は個人差があり、啓蒙は難しいもの。
だったらもう、「電車内の化粧は仕上がりがヒドイですよ」というメッセージにしてはいかがでしょうか?
同一人物が、自宅でメイクした顔と、電車内でメイクした顔を比較するとか。
後者のファンデーションがムラになって口紅がはみ出てたら、止めようと思うんじゃないでしょうか?

電車内で化粧をする女性なんて、もともとが無神経で他人の迷惑を顧みない人種です。
ファンデーションが周囲の人に付いたらどうなるかを想像できないんですから。
そんな人たちには、損得勘定に訴えるのがいちばん!
東急さん、ちゃんとレベルに合ったポスターをつくってくださいね。

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